販売統計

2026/02/25 更新 SC販売統計調査報告 2025年年間

既存SC前年比  : +3.5%
SC年間売上高(推計) :33兆1,238億円
(前年比+2.7%・消費税抜・全SCベース)

販促施策やテナント入れ替え・改装効果などにより堅調に推移

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全体概況

  • 2025年(暦年)の既存SC売上高伸長率(総合)は、2024年比で+3.5%となった。館の販促施策、館内・近隣イベントの増加、テナント入れ替え・改装効果により前年超えとなった。2021年以降、5年連続前年比プラスで推移している。
  • キーテナントを除くテナントは前年比伸長率+4.0%となった。ファッション業種は、気温に合わせてジャストニーズの商品を展開できた店舗や在庫を確保できた店舗が好調だった。飲食業種は、旅行客や帰省客、館周辺イベント来場客の利用が多く、通年で好調に推移した。サービス業種は、映画のヒット作に恵まれたことでシネコンが好調だった。
  • キーテナントは前年比伸長率+1.6%となった。2024年に比べるとインバウンド客による高単価商材の購入が落ち着いたことで、百貨店は低調に推移した。一方、食料品を扱うスーパーは商品の価格高騰が売上増につながった。
  • 月別の動向をみると、通年で前年比プラスで推移した。1月(+4.9%)は、気温低下により冬物商材が稼働、下旬から春節が始まったことでインバウンド客の来館が多くみられた。2月(+1.2%)は、2024年がうるう年だったため月の日数が1日減った影響があった。3月(+2.8%)、4月(+2.3%)、5月(+3.7%)は、気温や天候が不安定だったことで商品展開の難しさがみられたが、館の販促施策などにより前年を上回った。6月(+1.8%)、7月(+2.4%)は、月の平均気温が観測史上最も高くなり、夏物商材が稼働した。8月(+6.9%)は、夏休みのイベント集客効果や休日日数の増加などにより売上げが伸びた。9月(+1.4%)は、残暑の影響が強く月後半まで気温が下がらなかったことで、秋物商材が苦戦した。10月(+6.3%)、11月(+6.2%)は、全国的に気温が低下したことで秋冬商材が稼働した。12月(+1.8%)は、気温が高かったことで冬物商材が苦戦した。

[立地別]

  • 中心地域は総合で前年比伸長率+4.6%となった。大都市を中心にインバウンド客の来館が売上げに寄与したほか、館の販促施策や近隣イベント開催により来館増となり、好調に推移した。
  • 周辺地域は総合で前年比伸長率+2.9%となった。レジャー需要にも対応する広域商圏の大型SCや観光地周辺のSCがとくに好調だった。休日日数や近隣競合店に売上げが左右されたSCが多かった。

[地域別]

  • 関東は総合で前年比伸長率+3.7%となった。年初から館の販促施策やイベント開催により前年を上回った。春以降も気温の変動や季節商材の動きに左右されつつも、館内・近隣イベント開催などにより来館増となったSCが多かった。
  • 中部は総合で前年比伸長率+3.6%となった。館の販促施策やイベント開催、テナント入れ替え・改装効果が年間を通じて売上げを支えた。
  • 近畿は総合で前年比伸長率+3.3%となった。4月の大阪・関西万博開幕以降、12月まで継続してインバウンド客の来館が多くみられ、免税売上が好調だった。11月以降に中国人旅行客の減少はあったものの、免税売上全体への大きな影響はみられなかった。
  • 九州・沖縄は総合で前年比伸長率+5.2%となり、他地域と比較して最も伸長率が高かった。年間を通じて国内外旅行客、館周辺イベント来場客の来館が多く、飲食や土産品などが好調に推移した。夏休みや大型連休の集客も好調だった。
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