1950

豊橋駅ビル カルミア

日本初の民衆駅として開業。1970年の建て替えを経て、1997年に現在の形（写真下）となった。

1965

ヤエチカ（八重洲地下街）

東京駅周辺の交通渋滞緩和などを目的に地下駐車場の上に設けられた地下街（写真は1969年第2期開業時のもの）。

1966

新静岡セノバ

鉄道・バスターミナル直結の駅ビル「新静岡センター」として開業。その後、静岡中心市街地まちづくり計画の一環で再開発し、現在の姿（写真2枚目）に。

1969

玉川髙島屋S・C

欧米SCの調査・研究をもとに開発された日本初の本格的郊外型SC。その後のモータリゼーションを予見して大型駐車場を設置。写真2枚目は現在。

1969

阪急三番街

館内に人工の川がつくられ、“川が流れる街”として大阪の新名所になった。

写真提供:阪急電鉄

1971

さっぽろ地下街オーロラタウン・ポールタウン

札幌オリンピックに向けた地下鉄建設に合わせて開発された大通駅起点の2つの地下街。

1972

ならファミリー

日本初の百貨店と総合スーパー（GMS）からなる2核1モールのリージョナル型SC。

1972

KUZUHA MALL

日本初となる官民一体型ニュータウン開発の中核として誕生。

1972

ポップタウン住道オペラパーク

館独自のオーケストラによる音楽イベントの開催などで地域住民の支持を得ている。

1974

岡山一番街

西日本初の国鉄駅における地下街開発。中国・四国地方最大級の地下商業施設。

1973

渋谷PARCO

「PARCO」の旗艦店で、20世紀の渋谷カルチャーをけん引。建物老朽化により建て替えられ、2019年に“新生”渋谷PARCOとして開業（写真右）。

1973

相鉄ジョイナス

百貨店を核とする駅ビル型SC。2015年に横浜駅西口地下街「ザ・ダイヤモンド」と一体化した。

写真提供：相鉄グループ

1973

ラスカ平塚

国鉄初の投資物件として開発され、この頃から「駅ビル」という呼称が使われるようになった。

1977

シーモール下関

北九州への消費流出を防ぐべく、下関市の新しい街として開業。

1977

新さっぽろアークシティ サンピアザ

厚別副都心計画の第1期事業として開業した、ダイエーを核に約100の専門店からなるSC。

1978

サンシャインシティ

約320の専門店を擁する都市型SC。複合都市の商業機能を担う。

1978

ラフォーレ原宿

ファッションの聖地となりつつあった原宿の街を国内外にPRする役割を担った。

1978

エスパル仙台

東北新幹線開通に先駆けて東北のシンボルとして誕生した仙台駅ビル。

1979

SHIBUYA109渋谷店

通称「恋文横丁」の再開発として開業。若者ファッションのシンボル的な存在。

1980

丘の上プラザ

多摩ニュータウンの商業機能の一翼を担い、街の発展に貢献。

1980

ルミネ横浜

高感度かつ話題性があるセレクトショップの誘致やいち早くCSに注力するなど都市型駅ビルをけん引。

1981

三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY

「ららぽーと」の第1号かつ旗艦店。時代に合わせて継続的に増床・改装を繰り返し、進化し続ける。

1981

江釣子ショッピングセンター パル

ジャスコ（現・イオン）を誘致し、地元50の専門店からなる国内4例目の地元主導型SCとして開業。

1984

モリタウン

かつての航空機メーカーがJR昭島駅北口に広がる工場跡地に開発した大型SC。2015年にはアウトドアの魅力を体験できる「MORIPARK Outdoor Village」（写真2枚目）を隣接地に開業。

1984

ニッケパークタウン

日本毛織の工場跡地にダイエーを核に64の専門店とスポーツ施設などを擁して開業。

1985

グンゼタウンセンター つかしん

従来の商業施設の形態を大胆に打ち破った“新しい街”として注目された。

1986

香林坊アトリオ

香林坊大和を核に53の専門店で構成。香林坊第2地区再開発ビルとして開発。

1986

京王聖蹟桜ケ丘ショッピングセンター

1969年の京王聖蹟桜ヶ丘駅の高架化にともない、前身となる商業施設が開業。その後、1984年から着手した聖蹟桜ヶ丘駅周辺総合開発により誕生。

1987

光が丘IMA

2つのキーテナントと113の専門店からなる商業ゾーンのほか、ホールなども兼ね備えた複合型SC。

1988

T-FACE

豊田市の新たな都市機能を担う豊田市駅西口市街地再開発ビルとして開業したツインタワーのSC。

1989

イムズ

絶えず新しい情報を発信し続けてきたが、福岡市が主導する天神ビッグバン計画にともない2021年に閉館。跡地には再開発ビルが2026年に開業予定（写真右／パース）。

1990

アルパーク

広島市の多核都心づくりの一環として開業した西日本最大級の複合型SC。

1990

天保山マーケットプレース

これからのウォーターフロント開発の方向性を示唆したテーマパーク型SC。

1992

イオンモールつがる柏

イオンモールが初めて開発したSC。当時としては類を見ない町村部商圏での出店で、国内最大級の敷地面積を誇った。

1993

下松タウンセンター

「特定商業集積整備法」の第1号認定施設として、官民一体となって開発された複合施設。「ザ・モール周南」をキーテナントとして開業。

1993

サッポロファクトリー

ビール工場跡地の再開発により誕生した、歴史的遺産と最新施設をミックスした複合商業施設。

1995

阪神・淡路大震災

1995年1月17日5時46分、淡路島北部を震源とする大地震（国内初の「震度7」を観測）が発生。震源地に近い兵庫県を中心に近畿圏で広く甚大な被害をもたらし、建物の崩壊や火災などにより多くの犠牲者を出した。

1995

三井アウトレットパーク 大阪鶴見

大阪鶴見花き地方卸売市場とアウトレットモールの複合施設として誕生し、「ブロッサム（開業当時の名称は「鶴見はなぽ～とブロッサム」）」の愛称で親しまれてきた「三井アウトレットパーク」の第1号。2023年に閉館。

1995

イオンモール下田

イオンモールの郊外立地での展開を象徴する本格的リージョナル型SC。

1995

軽井沢プリンスショッピングプラザ

観光地（ホテル・ゴルフ場など）とアウトレットを融合したリゾート型SC。

1996

キャナルシティ博多

建築家ジョン・ジャーディの日本初のプロジェクトで、運河を取り囲む建築美が魅力的かつ多用途なSC。

写真提供：CANAL CITY HAKATA 2023 © FJ. Entertainment Works

1996

TAKASHIMAYA TIMES SQUARE

従来のSCの概念を超えた都市型マルチエンターテインメントSC。

1997

THE MALL仙台長町

西友が展開する「THE MALL」ブランドのリージョナル型SCで、 当時東北最大級のSCとして広域集客にも成功。

1997

サンストリート亀戸

2022

KAMEIDO CLOCK

1998

三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド

ヨットマリーナに開発された当時日本最大のファクトリーアウトレットモール（写真1枚目）。米国東海岸にある港町のナンタケットをイメージ。その後、全面建て替えにより現在の姿に（写真2枚目）。

1999

ヴィーナスフォート

「東京・お台場」を象徴する、中世ヨーロッパの街並を模した非日常テーマパーク空間。2022年に閉館。

2000

御殿場プレミアム・アウトレット

富士山が見える広大な敷地。現在は約290のテナントのほか、ホテルや温泉、ミニ遊園地などを備える、プレミアム・アウトレットの日本旗艦店。

2000

イクスピアリ

140のショップ＆レストラン、シネマコンプレックスからなる魅力いっぱいの街。

2000

イオンモール岡崎

西武百貨店とジャスコを核に約130の専門店からなる2核1モール型SC「イオン岡崎ショッピングセンター」として開業。

2002

ビナウォーク

海老名中央公園と七重の塔を囲む、カラフルで楽しいデザインと開放的な空間が特徴のオープンモール型SC。

2002^※

丸の内ビルディング

丸の内をショッピングの街に変えた複合商業施設。低層階の外観は、1923年建設の旧「丸ノ内ビルヂング」の面影を残す。

※丸の内ビルディングとしての開業年。

2002

パークプレイス大分

パークエンターテインメント”をコンセプトに、人と自然の共生を目指すエンターテインメント型SC。

写真提供：PARK PLACE OITA 2023 © FJ. Entertainment Works

2003

六本木ヒルズ

17年の歳月をかけて進めてきた民間による国内最大級の市街地再開発プロジェクトとして誕生。“文化都心”をコンセプトに、「住む、働く、遊ぶ、憩う、学ぶ、創る」といった多様な機能が複合した街。

2003

星が丘テラス

緑豊かな丘陵地に位置し、緩やかに傾斜する道路の両側を一体開発したオープンモール型SC。2015年には「THE KITCHEN」開業により3棟構成に。

2004^※

コクーンシティ

「コクーン新都心」（写真1枚目）として開業後、2015年に新施設および「大宮カタクラパーク」を統合して「コクーンシティ」（写真2枚目）に。駅前立地でありながら車でのアクセスにも優れ、オープンスペースを豊富に設けている。

※現コクーン1の前身であるコクーン新都心としての開業年。

2006

三井ショッピングパーク ラゾーナ川崎プラザ

JR川崎駅西口の工場跡地を激変させた。コミュニティの象徴となるルーファ広場が特徴。

2006

高松丸亀町壱番街

400年以上の歴史を誇る「高松丸亀町商店街」再生の中核となったSC。周辺のにぎわいづくりに貢献。

2006

表参道ヒルズ

表参道のランドマークとして長く親しまれた旧同潤会青山アパートの建て替え事業により誕生。

2007

トレッサ横浜

オートモール併設の子育てファミリーをメインターゲットとした地域密着型SC。館内はフランス・リヨン市旧市街の街並みを再現。

2007

流山おおたかの森S・C

つくばエクスプレスの開業に合わせて計画された。駅周辺の開発により子育て世代に人気の街に。

2008

イオンレイクタウン

3棟からなる日本最大の店舗面積を誇るSC。越谷レイクタウンの街びらきに合わせて新駅とともに開業。

2008

阪急西宮ガーデンズ

東西南北4つのモールからなるサーキット型SC。各モールの交差地点には自然光の降り注ぐ吹き抜けを配置。豊かな緑と噴水が清々しい屋上庭園も併設している。

写真提供:阪急阪神ビルマネジメント

2008

スマーク伊勢崎

地域の伝統と文化を取り入れた地元密着型SC。商業コンセプトは“ゴキゲンなくらし”。

2008

エミフルMASAKI

「笑顔がいっぱい」「笑顔が降る街」という2つの意味がこめられたSC。地元・松前町と連携し地域密着の取り組みを行う。

2011

東日本大震災

2011年3月11日14時46分、宮城県牡鹿半島の東南東沖約130kmを震源とする、マグニチュード9.0の巨大地震が発生。国内観測史上最大規模の猛烈な揺れに見舞われ、岩手県、宮城県、福島県を中心とした太平洋沿岸部を大津波が襲った。東京電力福島第一原子力発電所では、1～3号炉で炉心溶融（メルトダウン）が起き、大量の放射性物質が放出された重大な原子力事故が発生した。地震、津波、原子力災害という未曽有の複合災害となった。

大津波が迫るなか、施設を臨時避難所として開放。食料や毛布などがSCから提供され、最大2,500人もの人々が館内で避難生活を送った（写真：イオンモール石巻）。

全館営業再開のその日、地域のお客様やテナントスタッフが喜び合う光景がみられた（写真：イオンモール石巻）。

地震発生直後の大津波によって多くの瓦礫が流れ込み、併設施設では火災も発生した（写真：シーサイドタウンマスト）。

会場ごと大津波により失われた港朝市の再開を待ち望む声に応え、施設の敷地を会場として提供。会場内には震災に遭われた人々の情報交換の場も設置された（写真：イオンモール名取）。

被災地の復興を願い、物産展やイベントなどを通じて東北3県の魅力を発信（写真：グリナード永山）。

震災の記憶、教訓を後世に伝えるために･･･（写真：いわき・ら・ら・ミュウ「2011 3・11いわきの東日本大震災展」）。

東日本大震災を契機に、全国で避難訓練が強化された（写真：道の駅伊東マリンタウンの津波避難訓練）。

2017

アバッセたかた

かさ上げした新しい中心市街地に誕生した図書館併設の大型SC。ショッピングだけでなく、コミュニティづくりの場を提供する。

2017

南三陸さんさん商店街

震災後、仮設営業していた「南三陸さんさん商店街」がかさ上げされた町内の土地に移転。大型観光施設として再出発し、地域を盛り上げる。

2018

イオンモールいわき小名浜

地域を守る防災モールとしての機能を担うとともに、活気あふれる都市拠点づくりに寄与するライフスタイルモール。

2012

東京ソラマチ^®

「東京スカイツリー^®」の足元に位置し、“新・下町流”をコンセプトに、新しい下町の活気やにぎわいを感じさせる300以上のバラエティ豊かな専門店が集う。

写真提供：©TOKYO-SKYTREETOWN

2015

イオンモール沖縄ライカム

国内外観光客向けのショッピングだけでなく、沖縄文化を発信し、沖縄発の本格的な食のエンターテインメントを提供するリゾートモール。

2017

GINZA SIX

松坂屋銀座店跡地を含む周辺2街区の一体再開発により誕生。銀座エリア最大の商業施設面積を誇り、約240の多彩なブランドが集結する。

2018^※

PLAYatre TSUCHIURA

1983年に「土浦WING」、2009年に「ペルチ土浦」として開業した駅ビルを改修し、日本最大級のサイクリングリゾートに生まれ変わった。

※PLAYatre TSUCHIURAとしての開業年。

2011

二子玉川ライズ・ショッピングセンター

“水と緑と光”の豊かな自然環境と調和した街「二子玉川ライズ」の中核施設。タウンフロント、リバーフロント、ステーションマーケット、テラスマーケットの4館、約170店で構成。

写真提供：Futakotamagawa Rise

2011

JR博多シティ

「アミュプラザ博多」「博多阪急」などで構成される複合施設。周辺商業施設とともに、博多をビジネスの街からショッピングの街に変えた。

2012

渋谷ヒカリエ

東急文化会館跡地に開業した渋谷駅直結の高層複合施設。ショッピングエリアやオフィス、劇場などで構成する。

写真提供：Shibuya Hikarie

2013

グランフロント大阪 ショップ＆レストラン

オフィス、ホール・劇場、マンションなどで構成する「グランフロント大阪」の低層部に位置する、約260店舗からなるSC。

2011　LUCUA

2015　LUCUA 1100

JR大阪駅直結のファッションビル。地下2階で路地裏の人気店などを集めた「バルチカ」、マルシェとレストランがボーダレスに融合した「LUCUA FOOD HALL」を展開。その後のフードホールや横丁ブームの火付け役に。

2016

NEWoMan新宿

上質で本物を求める大人の女性をメインターゲットとするルミネの新業態としてJR新宿駅新南口に開業。海外で人気だったフードホールを日本のSCとしていち早く導入。

2017

LECT

“知・食・住”をコンセプトに、従来型の商業施設にはない新しいライフスタイルの創造を目指した体験型SC。店舗面積の4分の1以上の約1万平米を食の機能に充て、1階中央に約1,000席の大型フードコートを導入。

2019リニューアル

渋谷PARCO

2020リニューアル

心斎橋PARCO

2022

三井ショッピングパーク ららぽーと堺

関西エリア4施設目の「ららぽーと」として開業。建物中央には本格的なイベントが開催できる屋内型のスタジアムコートと、そのイベントを観覧しながら飲食を楽しめるフードホールを導入。

2015

もりのみやキューズモールBASE

日本生命球場跡地に誕生したコミュニティ型SC。「ココロ・カラダ特区」というコンセプトのもと、施設全体でココロやカラダの健康を提供しており、地域のサードプレイスとしての役割を担う民間図書館「まちライブラリー」や、ボルダリングジム、フットサル場、特許取得の屋上ランニングトラックを配置。

2016

セブンパークアリオ柏

3,000人規模の野外イベントが開催できる大型公園や、実物の約20倍の巨大オブジェを配した吹き抜けエリアなどを有するショッピングと遊びが1つになった体験型SC。

2019^※

グランベリーパーク

官民連携で再整備された「南町田グランベリーパーク」内に立地。隣接する鶴間公園と一体的にデザインされた緑豊かな街並みに、新たな発見が生まれる買い物と体験の場、7つの屋外広場などを有するエンターテインメントパーク。

※グランベリーパークとしての開業年。

2019

ブランチ大津京

競輪場跡地に誕生した“公園の中の商業施設”。アウトドア・フィットネス関連の店舗や地域交流スペース、3人制バスケットボールのコートなどを備える。

2019

SAKURA MACHI Kumamoto

熊本交通センター跡地に開業したバスターミナル併設のSC。随所にせり出したテラスに植栽した空中庭園が印象的。

2020

RAYARD MIYASHITA PARK

渋谷区立宮下公園・商業施設・ホテルが一体となった全長約330mの低層複合施設。横丁やフードホールといった個性的な飲食ゾーンも特徴。

2020

GREEN SPRINGS

ウェルビーイングをテーマとした複合施設。水と緑豊かな約1万平米の中央広場を中心に、ホテルやホール、ショップ、レストラン、オフィスなどを配置。

コロナ禍が長引き、来館者が戻らないなか、SCでは顧客接点確保のためにライブコマースなどさまざまなデジタル販促に取り組んだ（写真：新宿ミロード）。

飲食店やフードコートでは、客席の間引き、飛沫防止パネルやCO2濃度モニターの設置などお客様が安心して飲食を楽しめる環境を提供した（写真：イオンモール川口）。

非接触型のエンターテインメントとしてドライブインシアターが再び注目された（写真：イオンモール神戸南）。

新型コロナウイルスのワクチン集団接種会場として施設を提供した（写真：フォーリス）。

地域のSCが手を取り合い、コロナ禍で経済的に疲弊した市民や商業を応援するさまざまな施策が実施された（写真：イオンモールいわき小名浜、エブリア、ラトブ、いわき商工会議所「いわきALE笑顔応援プロジェクト」）。

2023

住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン

2年以上にわたる開業延期を経て全面開業した羽田空港直結の大型SC。インバウンド観光の再始動を旅の入口・出口からサポートする。