プレスリリース

2015/06/22 更新 SC販売統計調査報告 2015年5月

既存SC前年比:+3.9%

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売上高の概況

2015年5月の既存SC売上高は、昨年4月の消費税率アップによる売上減の反動、休日の2日増や比較的天候に恵まれたこともあり、前年同月比+3.9%と、2ヶ月連続してプラスとなった(2014年5月の既存SC前年比は-0.4%)。
地域別では、9地域すべてがプラスで、特に北海道(6.3%)、北陸(4.9%)と好調で、国内外の観光客の増加が好調要因の1つにあげられる。13大都市(東京区部、12政令指定都市)は4.1%、その他地域では3.8%となったが、その中でも札幌市(6.9%)、東京区部(5.7%)が高い伸びを示している。立地区分では周辺地域5.1%、郊外地域4.1%、中心地域2.9%となった。
好調要因としては、リニューアル効果や積極的な集客イベントの実施があげられる。一方、不振要因はテナントの退店による売上減があげられる。
SC全体では3.9%だが、牽引したのはキーテナントで(4.3%)、テナントの伸びを上回った(3.8%)。
業種別では、テナントが飲食、雑貨、婦人衣料・用品、サービス、医薬・化粧品が好調、キーテナントは生鮮食品、婦人衣料・用品、家庭用品が好調であった。
*SC=ショッピングセンター

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