既存SC前年同月比売上高伸長率 :+4.9%
梅雨明け後の気温上昇で盛夏商品が稼働
全体概況
- 7月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+4.9%となった。
- 月上旬は前線の停滞や台風の接近などで悪天候となったものの、梅雨明けとなった中旬以降は気温が上昇し、前月の悪天候と低気温の反動もあり、盛夏商品が稼働した。特に夏物衣料やUV対策、冷感商品が好調だった。インバウンドや若年層、ファミリー層の来館も多くみられた。一方、気温上昇による外出控えがみられるとの声も聞かれた。
- 立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率+8.0%、周辺地域は同+3.6%となった。中心地域は新規テナントの入店効果や館のイベント集客効果のほか、インバウンドの来館のあったSCが好調だった。周辺地域は館のイベント集客効果のほか、月中旬からの気温上昇とセールの時期が重なったSCが多く、好調だった。
[地域別]
- 関東は総合で+5.3%となった。月上旬は雨天が多かったものの、梅雨明けとなった中旬以降は気温が上昇し盛夏需要が活発化した。インバウンドの来館のほか、夏休みに入ってからは若年層やファミリー層の来館も多くみられた。
- 中部は総合で+5.8%となった。月中旬以降の気温上昇により盛夏需要が高まり、UV対策や接触冷感などの季節商品が好調だった。観光地近隣のSCでは国内外観光客の来館が多くみられたほか、大都市のSCではインバウンドの来館もみられた。
- 近畿は総合で+6.3%となった。梅雨明け以降の気温上昇とともに盛夏商品の動きが活発化した。さまざまな国や地域からのインバウンドの来館もみられた。
- 九州・沖縄は総合で+5.0%となった。梅雨明け以降の気温上昇と3連休により来館増となったほか、インバウンドの来館が多くみられた。また、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」により、休館となったSCがあった。
[業種別]
- 「ファッション」は前月の悪天候、低気温の反動と気温上昇により、半袖Tシャツやノースリーブなどの盛夏衣料のほか、UV対策や接触冷感などの機能性衣料が稼働した。
- 「雑貨」は気温上昇によりハンディファンなどの冷感商品のほか、日傘やサングラスなどのUV対策商品が稼働した。
- 「飲食」は夏休みに入り夏限定メニューの稼働などにより、若年層やファミリー層の利用が多くみられた。
- 「食料品」は国内外観光客の来館があったSCで土産品が好調だった。スーパーマーケットは土用の丑の日が好調だった。








