既存SC前年同月比売上高伸長率 :+2.8%
家族連れや帰省客、観光客の来館増により堅調に推移
全体概況
- 8月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+2.8%となった。
- お盆や夏休み期間により、多くのSCで家族連れや帰省客、観光客の来館が増え、売上げにつながった。館の集客イベントやIP・キャラクターコラボ商品を展開するテナントも売上増に寄与した。一部のSCでは、前年と比べて商品値上げが多く、客単価増につながっているとの声も聞かれた。
- 立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率+4.6%、周辺地域は同+2.1%となった。立地を問わず、館や近隣でのイベント開催により、多くのSCで集客増につながった。また、リニューアルやテナントの新規入店による売上増もみられた。
[地域別]
- 関東は総合で+2.8%となった。夏休みの家族連れやグループ客が増えたことで、飲食が好調だった。お盆期間には帰省手土産需要が高まり、食料品が稼働した。
- 中部は総合で+3.4%となった。新たな施設の開業や近隣イベントの影響により、多くのSCで来館増となった。観光地に近いSCではインバウンドの来館もみられた。
- 北陸は総合で+3.1%となった。中心地域(+10.5%)では駅ビルや駅周辺のSCにおいて、国内外観光客の来館増がみられた。一方、周辺地域(▲0.6%)では月末の記録的な大雨により、一部のSCで臨時休業や時短営業がみられた。
- 近畿は総合で+3.2%となった。月を通じて気温が高かったことにより盛夏商品や暑さ対策商品が稼働したほか、夏休みの家族連れやグループ客、国内外観光客の飲食利用が多くみられた。一方で、一部SCでは猛暑による外出控えがみられるとの声が聞かれた。
- 九州・沖縄は総合で+4.2%となった。お盆や夏休み期間により来館が増え、飲食が館の売上げを牽引した。沖縄では台風の接近により、一部のSCで臨時休業や時短営業を行った。また、引き続き「令和8年熊本地震」により休館となったSCがあった。
[業種別]
- 「ファッション」は、気温が高かった地域では夏物セール品が稼働したが、悪天候の影響を受けた地域では盛夏商品が不振だった。気温が低かった地域では、晩夏商品や初秋物を展開したテナントが好調だった。
- 「雑貨」はIP・キャラクター商品が好調だった。猛暑だった地域では、引き続き冷感商品やUV対策商品が稼働した。
- 「飲食」は夏休みの家族連れやグループ客、観光客の利用が多く、館の売上げを牽引した。値上げによる客単価増もみられた。








