プレスリリース

2023/11/27 更新 SC販売統計調査報告 2023年10月

既存SC前年同月比売上高伸長率 :+5.0% (参考・2019年同月比 :+8.7%)
気温が下がらなかったことにより秋冬衣料が苦戦するも、外出需要の高まりや販促キャンペーンにより前年を上回る

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(参考)2019年同月比・全表はこちら

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全体概況

  • 10月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+5.0%となった。
  • 9月に続き気温が高かったことにより秋冬衣料の動きが鈍かったSCが多かったが、国内旅行客やインバウンド客の来館、館周辺でのイベント開催、ポイント施策などの販促キャンペーンが売上げにつながり、前年超えとなった。
  • 立地別にみると、中心地域は総合で+7.1%、周辺地域は+4.0%となった。国内外の旅行客などの来館により、とくに中心地域の大都市が好調だった。
  • 業種別にみると、「ファッション」は気温が高かったことにより秋冬商材、とくにアウターなどの重衣料が不調だった。「雑貨」はキャラクター商材や均一ショップが好調だった。「飲食」は旅行客や近隣イベント参加客の利用が多かった。大都市を中心にランチだけでなくディナータイムも復調しているとの声がきかれた。
  • 2019年10月は消費税増税による買い控えで売上げが落ち込んだため、2019年比は総合で+8.7%となった。

[立地別]

  • 中心地域・大都市は総合で前年同月比伸長率+9.7%となった。インバウンド客の来館があったSCは大幅な伸びにつながった。旅行客の来館が多いターミナル駅周辺のSCや地下街がとくに好調だった。
  • 中心地域・中都市は総合で前年同月比伸長率+2.6%となった。気温が高かったことによる衣料品の不調が響き、キーテナントが▲0.6%と前年同月を下回った。キーテナントを除くテナントは+3.0%となり、ポイントアップやキャッシュバックなどの販促キャンペーンを実施したSCは好調だった。
  • 周辺地域は総合で前年同月比伸長率+4.0%となった。レジャー需要にも対応する広域商圏の大型SCや観光立地のSCは好調だったが、インバウンド需要のない地域密着型SCは、気温が高かったことによる衣料品の不調で伸び悩んだ。

[地域別]

  • 北海道は総合で前年同月比伸長率+7.6%となり、他地域と比較して最も伸長率が高かった。気温が急激に下がったことで、アウターなどの高単価な重衣料が稼働したことが売上げにつながった。
  • 関東は総合で前年同月比伸長率+4.6%となった。秋冬衣料の動きが鈍かったことで売上げが伸び悩んだSCもみられたが、インバウンド客や近隣イベント参加客の来館があったSCは好調だった。
  • 近畿は総合で前年同月比伸長率+5.8%となった。インバウンド客の来館やポイント施策などのキャンペーンが売上げにつながった。
  • 四国は総合で前年同月比伸長率▲0.5%となった。前年同月は全国旅行支援開始のタイミングだったため来館者が多かったが、今年はその反動で前年を下回ったSCが多かった。

[業種別]

  • 「ファッション」は9月に続き例年に比べて気温が高かったことにより秋冬商材、とくにアウターなどの重衣料やブーツなどの動きが鈍く、ブラウスやニット、羽織り物などの中軽衣料が稼働した。
  • 「雑貨」はインバウンド需要によるキャラクター関連商品や、均一ショップが好調だった。気温が高かったため、防寒グッズは不調だった。
  • 「飲食」は行楽シーズンで外出需要が高まり、旅行客や近隣イベント参加客の利用が多かった。大都市を中心に、ランチだけでなくディナータイムも復調しているとの声がきかれた。
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