販売統計

2025/11/25 更新 SC販売統計調査報告 2025年10月

既存SC前年同月比売上高伸長率 :+6.3%
月後半の気温低下により秋冬衣料が好調

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全体概況

  • 10月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+6.3%となった。
  • 月後半から全国的に気温が低下したことに加え、館のポイントアップ施策などの効果により秋冬衣料が稼働し、前年を上回った。
  • 立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率+8.1%、周辺地域は同+5.5%となった。中心地域は販促施策やイベント開催が売上げにつながった。中心地域・大都市では、インバウンド客による高単価商品の稼働がみられた。周辺地域は館内外でのイベント開催により来館増となったSCや、秋冬衣料が稼働したSCで売上増となった。
  • 業種別にみると、「ファッション」は月後半の気温低下により秋冬衣料が稼働した。「雑貨」はキャラクター商品のほか、気温低下により防寒アイテムが好調だった。

[立地別]

  • 中心地域は総合で前年同月比伸長率+8.1%となった。ポイントアップなど館の販促施策やイベント開催が売上げにつながった。大都市では、インバウンド客による高単価商品の稼働がみられたことで売上増となったSCが多かった。
  • 周辺地域は総合で前年同月比伸長率+5.5%となった。館内外でのイベント開催により来館増となったSCや、月後半からの気温低下により秋冬衣料が稼働したSCで売上増となった。

[地域別]

  • 関東は総合で前年同月比伸長率+7.5%となった。立地を問わず、テナント入れ替え効果や館のポイントアップ施策があったSCがとくに好調だった。月後半からの気温低下で秋冬衣料が稼働したほか、ハロウィンやクリスマス関連の食料品や雑貨が好調だった。
  • 近畿は総合で前年同月比伸長率+6.4%となった。駅ビルや地下街のほか、館の周年祭などイベントのあったSCがとくに好調だった。月後半の気温が低下したタイミングで館のポイントアップ施策や大型店のセールが重なり、物販業種が好調だった。インバウンド客の来館があったSCでは、大阪・関西万博の駆け込み需要や中国の国慶節があったことで免税売上が好調だったとの声が聞かれた。
  • 九州・沖縄は総合で前年同月比伸長率+7.2%となった。国内外旅行客の来館があったSCや、テナント入れ替え効果のあったSCがとくに好調だった。引き続きシネマが好調だったSCもみられた。

[業種別]

  • 「ファッション」は、月前半の気温が高く秋冬衣料が伸び悩んだが、月後半から気温が下がったことで好調に転じた。アウターやニットなどの重衣料のほか、ブーツや機能性インナーの稼働もみられた。
  • 「雑貨」は、キャラクター商品のほか、気温低下により防寒アイテムが好調だった。また、月前半まではハロウィン関連商品、後半からはクリスマス関連商品の稼働がみられた。
  • 「飲食」は、季節メニューが好調との声が聞かれた。大都市や観光立地のSCではインバウンド客の利用が好調だった。「食物販」は国内外旅行客の来館により土産品が稼働した。
  • 「サービス」は、引き続きシネマが好調だった。
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