既存SC前年同月比売上高伸長率 :+6.0%
5連休のシルバーウィークで全国的に集客・売上げ好調
全体概況
- 9月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+6.0%となった。
- 2015年以来11年ぶりにシルバーウィークが5連休となったことに加え、前年に比べて休日日数が1日多かったことで来館増となり、売上げにつながったSCが多かった。また、リニューアルやテナントの新規入店が好調要因となった。
- 立地別にみると、中心地域は総合で前年同月比伸長率+7.0%、周辺地域は同+5.6%となった。中心地域は、駅ビルや駅周辺のSCなどで旅行客や近隣イベント参加客の来館が多くみられた。周辺地域は、5連休となったことでレジャー需要に対応する広域商圏型SCがとくに好調だったほか、館イベントやポイント施策などで集客につなげたSCが好調だった。
[地域別]
- 関東は総合で+5.0%となった。記録的な長雨と日照不足に見舞われたが、休日増と気温低下により秋物需要が高まり、館のポイント施策も売上げを支えた。
- 中部は総合で+6.6%となった。長雨により影響を受けたSCが多かったが、観光地のほかアジア競技大会が開催された愛知県のSCでは国内外からの来館により売上増となった。
- 北陸は総合で+10.4%となった。シルバーウィークが5連休となったことで、観光地のSCでは旅行客の来館が売上げを押し上げた。
- 近畿は総合で+6.4%となった。気温が低下したことで秋物衣料・雑貨のほか、季節メニューを展開した飲食業種が好調だった。一方、雨天が多かったことで来館者数が減った地域密着型SCもみられた。
- 九州・沖縄は総合で+9.8%となった。リニューアル効果や館内外のイベント開催、インバウンドの来館があったSCがとくに好調だった。
[業種別]
- 「ファッション」は気温低下が進んだことで、ジャケットなどの秋物商品が稼働した。前年は残暑が厳しかったが今年は一転して涼しくなったため、盛夏・晩夏商品を準備していた店舗では最終消化が進まなかったとの声が聞かれた。
- 「雑貨」はIP・キャラクター商品のほか、雨天が多かったことでレイングッズが稼働した。ハロウィン商品の早期展開も売上げにつながった。
- 「飲食」はシルバーウィーク期間中に旅行客やファミリー層、若年層のグループ利用が多くみられ、秋の季節メニューが好調だった。また、原材料費の価格転嫁により客単価が上がっているとの声が聞かれた。
- 「サービス」ではシネマが前年にヒット作があった反動で不調だったとの声が聞かれた。








