プレスリリース

2023/07/25 更新 SC販売統計調査報告 2023年6月

既存SC前年同月比売上高伸長率 :+7.5% (参考・2019年同月比 :▲7.7%)
インバウンド客の来館数増や季節商材の高稼働などにより、堅調に推移

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(参考)2019年同月比・全表はこちら

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全体概況

  • 6月度の既存SC売上高の前年同月比伸長率は、総合で+7.5%となった。
  • 前月からの新型コロナウイルス5類移行や、全国旅行支援、インバウンド需要増加などの影響により来館数が増え、前年超えとなった。コロナ禍前の2019年と比較すると総合で▲7.7%となっているが、立地別でみると北海道と九州・沖縄の中心地域、都市別でみると札幌市と福岡市で2019年を上回った。
  • 立地別にみると、中心地域は総合で+11.8%、周辺地域は+5.6%となった。前月からの新型コロナウイルス5類移行で外出機運が高まったことや国内外の旅行客などが増加したことで、とくに中心地域の大都市が好調だった。
  • 業種別にみると、「ファッション」はプレセールや気温上昇により、夏物商材が高稼働した。「飲食」は旅行客の来館やコロナ感染対策緩和により、引き続き立地や地域問わず好調だった。「医薬・化粧品」はメイク用品が好調だった。「サービス」は外出機運の高まりにより、美容やアミューズメントが好調だった。

[立地別]

  • 中心地域・大都市は総合で前年同月比伸長率+16 .1%となった。引き続き国内外の旅行客が来館し、大幅な伸びにつながった。観光地や旅行客の往来が多いターミナル駅周辺のSCがとくに好調だった。
  • 中心地域・中都市は総合で前年同月比伸長率+4.5%となった。観光地や繁華街立地のSCが好調だった一方、外出機運の高まりにより地元客が遠出し、来館数が減ったSCもあった。
  • 周辺地域は総合で前年同月比伸長率+5.6%となった。レジャー需要にも対応する広域大型SCは好調な一方、地域密着型SCでは来館数が減少しているところがみられた。

[地域別]

  • 北海道は、総合で前年同月比伸長率+10.1%となり、九州・沖縄に次いで2番目に伸長率が高かった。国内外の旅行客や館周辺でのイベント、コンサート開催による来館数の増加が要因となった。中心地域は2桁伸長となり、2019年比においても中心地域は+0.7%とコロナ禍前の水準を超えた。
  • 関東は、総合で前年同月比伸長率+8.1%となった。国内外の旅行客、とくにインバウンド客の来館数が増加したことで、東京区部を中心に2桁伸長のSCがみられた一方、大都市以外のその他地域では来館数が前年割れしているSCもみられた。
  • 近畿は、総合で前年同月比伸長率+6.9%となった。月前半に台風2号や悪天候の影響を受けたことで売上げが伸び悩んだSCが多かったものの、中心地域は+13.3%と2桁伸長となった。とくに京都市は多くのインバウンド客の来館もあり、+14.3%となった。
  • 九州・沖縄は総合で前年同月比伸長率+11.4%と、他地域と比較して最も伸長率が高かった。とくに福岡市は大都市で最も高い+24.1%で、韓国を中心としたインバウンド客の来館数増加が売上げに寄与した。

[業種別]

  • 「ファッション」は、プレセールの実施により売上げにつながったSCがある一方、盛り上がりに欠けたというSCもみられた。外出機運の高まりや気温の上昇により、Tシャツやワンピースなどの夏物商材が高稼働した。
  • 「飲食」は、国内外の旅行客の来館やコロナ感染対策の緩和により外食意欲が高まり、立地や地域を問わず好調だった。ランチやカフェタイムに関しては、値上げの影響はあまりないとの声がきかれた。
  • 「医薬・化粧品」はマスク着用緩和や新型コロナウイルス5類移行によりメイク用品が好調だった。インバウンド客による免税売上も好調との声もきかれた。
  • 「サービス」は、外出機運の高まりによりネイルサロンなどの美容のほか、アミューズメントも好調だった。
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