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2019/03/22 更新 SC販売統計調査報告2019年2月

既存SC前年同月比  : +0.9%
春物衣料が牽引し前年を上回る

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全体概況

  • 2月度の既存SC売上高は全国的に例年より温暖に推移したこともあり春物衣料が全体を牽引し前年同月比+0.9%と前年を上回った。
  • 立地別・構成別をみると、春物の衣料品が好調だったテナントは全立地で前年を上回り総合で同+1.5%、キーテナントは前年の野菜の相場高の反動もありSMを中心に苦戦し中心地域・大都市以外が前年を下回り同▲1.7%となった。
  • 立地別・地域別をみると、全9地域のうち、東北、四国を除く7地域で前年を上回った。最も高い伸びだった北陸(同2.5%)は前年の記録的大雪から一転、今年は天候に恵まれ売上を伸ばした。中心地域で同+5.5%と好調だった近畿は昨年から食の強化を進めている大阪市内の駅ビルなどが地域の売上を押し上げた。
  • 都市規模別・地域別をみると総合で大都市は同+0.9%、その他の都市も同+0.9%で両者ともに前年を上回った。川崎市(同+8.3%)はリニューアルや増床により売上を伸ばしたSCなどが牽引した。
  • 業種毎の販売動向をみると、飲食の好調に加えて月後半からの気温の上昇が追い風となり婦人衣料を好調と回答したSC数が増加した。

 

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