プレスリリース

2018/06/22 更新 SC販売統計調査報告2018年5月

既存SC前年同月比  : ▲2.8%
休日日数減と天候の影響により4ヶ月ぶりマイナス

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全体概況

  • 5月度の既存SC売上高は、曜日配列によりGWの休日日数が前年より1日減少したことや、全国的に天候不順であった影響もあり、総合で前年同月比▲2.8%と4ヶ月ぶりに前年を下回った。前年から概ね好調に推移していたテナントも同▲2.7%と4ヶ月ぶりのマイナスとなった。キーテナントは同▲3.5%となり、4ヶ月連続で前年を下回る厳しい状況が続いている。
  • 立地別・構成別をみると、中心地域は大都市は前年並みだったものの、中都市で苦戦し、前年同月比▲1.3%(前月+2.9%)と前月から4.2ポイントの大幅な悪化となった。周辺地域は同▲3.5%、テナント、キーテナントともに前年を下回った。
  • 立地別・地域別では、総合は全ての地域で前年を下回った。マイナス幅が大きかった上位3地域は、四国(前年同月比▲5.2%)、中国(同▲4.9%)、九州・沖縄(同▲4.0%)で、西日本の落ち込みが大きかった。
  • 都市規模別では、政令指定都市の総合が前年同月比▲1.6%、その他の地域が同▲3.7%となり、両者ともに前年を下回った。政令指定都市ではリニューアル効果が続く千葉市(同+1.7%)と川崎市(同+1.1%)が前年同月比プラスを維持した。キーテナントは全ての都市、地域でマイナスとなった。
  • 業種毎の好調・不振をみると、テナントではサービスの好調が続いている。一方、月前半、気温が低めに推移したことなどにより夏物衣料が伸び悩み、衣料品全般について苦戦していると回答したSCが前月より大幅に増えた。

 

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