プレスリリース

2018/02/28 更新 SC販売統計調査報告 2017年年間

既存SC前年対比   : +0.6%
(速報値)SC年間総売上高(推計) :31兆9,868億円(前年対比+2.1% 全SCベース)

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全体概況

  • 2017年(暦年)の既存SC売上高対前年比は+0.6%となった。内訳はテナント総合が同+1.0%、キーテナント総合が同▲0.9%となった。
  • 1月、2月と前年を下回ってスタートしたが、3月以降は10月を除いて前年を上回り概ね好調に推移した。
  • 立地別・構成別で大都市中心地域のキーテナントが同+5.6%と好調であったことをはじめ、都市規模別・地域別でも政令指定都市が総合で同0.9%となり、大都市で底堅さがみられた。一方で、地方ではやや苦戦がみられ、立地別・構成別では地方の百貨店で苦戦もあり中都市中心地域が唯一前年を下回ったのをはじめ、立地別・地域別では、北陸(同▲1.6%)、中国(同▲2.1%)、四国(同▲3.3%)の3地域で前年を下回った。
  • 業種別の状況をみると、テナントでは飲食、サービス、雑貨が年間を通じて好調との回答が多かった。不振の業種で回答が多かったのは婦人衣料であったが、不振と回答したSC数は8月以降減少し、僅かながら回復の傾向がみられた。
  • 全SCベースの年間総売上高は推計で31兆9,868億円(速報値)で前年比+2.1%となった。
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