プレスリリース

2018/01/22 更新 SC販売統計調査報告2017年12月

既存SC前年同月比  : +1.6%
冬物商品が好調で2ヶ月連続で前年同月を上回る

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全体概況

  • 12月度の既存SCの売上高は、前年同月比+1.6%となり前月に引続き2ヶ月連続で前年を上回った。昨年の暖冬から一転して全国的に気温が低かったこともあり、冬物衣料が堅調に推移したテナントは同+1.8%。食品(生鮮・加工)が堅調だったキーテナントは+1.0%となり両者ともに前年比プラスとなった。
  • 立地別・構成別の総合では、中心地域が同+2.0%、周辺地域が同+1.4%となった。百貨店の売上が伸び悩んだ中都市中心地域のキーテナント以外は全て前年を上回った。
  • 立地別・地域別では、全9地域のうち、中国(同▲2.9%)、四国(同▲2.2%)が前年比マイナス、その他7地域は前年を上回り全国的に売上は堅調であった。
  • 都市規模別では、政令指定都市の総合が同+2.2%、その他の地域も同+1.2%となり両者ともに前年を上回った。九州・沖縄は政令指定都市以外は同▲1.5%と前年を下回ったが政令指定都市の福岡市(同7.6%)と北九州市(同3.0%)が好調で地域全体としては同+1.5%となった。
  • ビル形態別では地下街や駅ビルの駅周辺のSCが好調であった。
  • 業種毎の販売動向をみると、テナントでは雑貨・飲食・サービスが好調、婦人衣料は好調と回答したSCが前月より多くみられた一方で、依然として不振と回答したSCも多くみられ、施設間での差がみられる傾向が続いている。キーテナントでは食品(生鮮・加工)が好調との回答がみられた。

 

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