プレスリリース

2017/03/22 更新 SC販売統計調査報告 2017年2月

既存SC前年同月比  : ▲3.2%
営業日数1日減の影響が大きく、前年同月比マイナス

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全体概況

  • 2月度は昨年がうるう年であったことによる営業日数の減少や、祝日が土曜日に重なったこともあり、既存SC売上高は前年同月比▲3.2%と前月(▲1.2%)から2.0ポイント後退し、3ヶ月連続で前年を下回った。テナントは同▲3.0%で前月(▲1.0%)から2.0ポイント減、キーテナントは同▲4.1%で前月(▲2.1%)から2.0ポイント減と前月から後退した。
  • 立地別(表1)の総合では、中心地域が同▲2.2%、周辺地域が同▲3.7%となった。駅近くの施設が比較的好調であった中心地域/大都市のキーテナントが同3.6%となり前年を上回ったが、それ以外は全て前年を下回る厳しい結果となった。
  • 地域別(表2)では、総合は全ての地域で前年を下回った。マイナス幅が大きかった四国(▲7.2%)は前月に引き続きGMSを核とするSCなどでの苦戦がみられた。
  • 都市規模別(表3)では、政令指定都市で同▲2.3%、その他の地域で同▲3.8%となった。仙台市を除いた都市、地域が全て前年を下回った。前年比で唯一プラスとなった仙台市は、周辺地域のSCなどでの好調がみられた。
  • 業種別毎の好調・不振をみると、テナントは飲食とサービスが好調、婦人衣料が不振との回答がみられた。キーテナントは食料品が好調、婦人衣料が不振との回答がみられた。

トピックス

2月24日のプレミアムフライデーは、初めての実施だったこともあり、これに合わせて販促を実施したSCや売上が増えたというSCは限定的であった。しかしながら、販促を実施したSCの中には売上に効果があったと回答したSCがみられた。特に、会社員が仕事帰りに立寄りやすい都市部の駅周辺の施設では、飲食を中心に売上が増加したとの回答があった。

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