プレスリリース

2017/02/22 更新 SC販売統計調査報告 2017年1月

既存SC前年同月比  : ▲1.2%
年始のセールの勢いが続かず、中旬以降苦戦

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全体概況

  • 1月の既存SC売上高は前年同月比で▲1.2%と前月(▲0.1%)から1.1ポイント後退し、2ヶ月連続で前年を下回った。テナントは同▲1.0%で前月(0.5%)から1.5ポイント減、キーテナントは同▲2.1%で前月(▲0.4%)から1.7ポイント減と前月から後退した。
  • 立地別(表1)の総合では、中心地域が同▲1.6%、周辺地域が同▲1.1%となった。特に中心/中都市のキーテナントでは百貨店などの不振もあり同▲5.6%と厳しい結果となった。
  • 地域別(表2)では、北海道(前年同月比0.3%)、東北(同0.5%)、九州・沖縄(同2.4%)の3地域が前年を上回ったが、残りの6地域で前年比マイナスとなった。四国(▲4.3%)はGMSを核とするSCなどの苦戦もみられた。
  • 都市規模別(表3)では、政令指定都市で▲0.7%、その他の地域で▲1.6%となった。政令指定都市はプラスの都市が6都市、マイナスの都市が7都市と分かれたが、その他の地域では北海道と九州・沖縄を除く7地域でマイナスとなり多くの地域で苦戦がみられた。
  • 業種毎の好調・不振をみると、テナントは飲食・サービスが好調との回答がみられた一方で、婦人衣料を中心とした衣料品や衣料関連の雑貨が不振との回答がみられた。キーテナントは、生鮮食品が好調、婦人衣料が不振との回答がみられた。

トピックス

正月休みが短かったこともあり、三が日にお客様が集中し初売りは概ね好調に推移した。そのため、初売りに合わせて開始したセールも好調な出足となったが、その後、セールの好調が持続せず、月の中旬以降は苦戦したとの回答がみられた。その他、一部地域では、セール終了後に春物の商品を増やしたタイミングで気温が下がり、売上に影響したとの回答がみられた。

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