プレスリリース

2015/11/24 更新 SC販売統計調査報告 2015年10月

既存SC前年同月比:+2.8%(4ヶ月連続プラス)
集客イベント(ハロウィーン他)やリニューアル効果、インバウンド増加が売上プラスに寄与

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全体概況

10月のSC販売額は前年同月比+2.8%と4ヶ月連続でプラスとなった。サンプル数は500SC。昨年に比べ土曜日が1日多かったほか、比較的穏やかな気候も売上増につながった。
立地別では、周辺地域(+4.5%)、中心地域の大都市(+3.3%)が牽引した。
地域別では9地域のうち8地域がプラスとなり、なかでも中部(+6.5%)、北海道(+4.8%)、九州・沖縄(+3.0%)と、3地域が高い伸びを示した。
全体の好調要因としては集客イベント効果を挙げるSCが多かった。ライフスタイルイベントとして定着したハロウィーンがSCのイベントとしても集客効果を上げ、売上げプラスの理由に挙げた施設が目立った。また、リニューアル等により旬のテナントを導入した効果も挙げられた。このほか、大都市を中心にインバウンド(訪日外国人)売上げを伸ばしたSCも多い。
好調業種として、テナントは飲食、キーテナントは生鮮食品を挙げたSCが多かった。一方で、不振といわれている婦人ファッションだが、10月は秋物を中心に比較的順調であったという施設が増えた。

トピックス

北陸の周辺地域が+20.2%と二桁の伸びを示したように北陸新幹線効果が続いている。また、大都市のSCを中心として、中国の国慶節休暇(10月1日~7日)期間のインバウンド客増加も売上げ好調の要因となっており、福岡市(8.7%)ではインバウンドだけでなくプロ野球ホークスの日本シリーズ優勝セールの効果も売上プラスに寄与した。

 

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