協会レポート

2020/12/17 更新 2020年度の「冠講座」は初の理系大学院でリモート開講

 (一社)日本ショッピングセンター協会では、社会貢献事業の一環として次世代の人材育成を目的に、各大学および会員企業協力のもと、毎年「冠講座」を開講している。冠講座は、協会設立30周年を記念して2003年度から開始し、2019年度までに全国で延べ41校にて開講。近年は年2大学(前期/後期)で実施している。

 2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で前期講座は延期し、後期は感染予防のためリモートで実施している。

 後期講座は東京電機大学大学院(東京・北千住)で計14講座を開講し、26名の学部生・大学院生が受講している。初の理系大学院での開講ということもあり、ショッピングセンター(以下、SC)の開発や運営管理に加え、デジタルテクノロジー分野も導入。SCにおけるテクノロジーの活用動向やテクノロジーを活用した未来のSC像など、ワークショップやディスカッションを交えて学んでいる。

 12月11日には、東急(株)と(株)トリニティーズにご協力いただき、東京・渋谷の複合商業施設「渋谷キャスト」を現地視察した。商業施設開発の考え方やテクノロジー活用の実例を、身をもって学んだ。

 1月の最終講座では、これまで学んだことをもとに「未来のSC」を考え、成果発表を行う予定である。

冠講座とは
2020年度カリキュラム(後期:東京電機大学大学院)

11/6のリモート授業の様子
講師:(株)ビーエーシー・アーバンプロジェクト矢木達也氏(写真左)
担当教授:東京電機大学大学院柴田滝也教授

12/11「渋谷キャスト」現地視察の様子

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