プレスリリース

2019/11/22 更新 SC販売統計調査報告 2019年10月

既存SC前年同月比 :▲8.3%
消費税増税の反動減と大型台風などの影響により前年を大きく下回る

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全体概況

  • 10月度の既存SC売上高は、総合で前年同月比▲8.3%と前年を大きく下回った。消費税増税前の駆け込み需要の反動減に、大型台風の影響などによる売上減が重なった。
  • 立地別・構成別をみると、テナント、キーテナントともに全ての立地で前年を下回った。特に、9月の駆け込み需要によりプラス幅が最も大きかった大都市中心地域では、百貨店などのキーテナントを中心に反動減が大きくみられた。
  • 立地別・地域別をみると、全ての地域で前年対比を5%以上下回り、都市規模別・地域別でも、テナント、キーテナントともに全国的にマイナスとなった。大都市では特に東京区部が▲10.6%と2ケタを超える大幅減となった。
  • 業種毎の販売動向をみると、駆け込み需要の反動減や大型台風などの影響に加え、気温が高めに推移したことで秋冬物の動きが鈍かったことが影響し、婦人衣料が不振と回答したSCが多かった。また、9月に駆け込み需要により好調だった化粧品や家庭用品、貴金属等の高額商品の落ち込みも大きかった。
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