セミナー

参加のおすすめ

近隣競合SC群の中で、自SCの存在感を高め、来街する価値を高めるためにディベロッパー販促担当者はどのような施策を打ち出せば良いのでしょうか。SCの売上を決定する要因として、テナントの商品力、ディベロッパーの魅力的なテナント誘致力などがあります。そのなかでも、テナントが「売れる環境」を作ることが重要であります。すなわち来街者数の継続的な促進です。想定商圏の規模が地域密着型SCにおいては、広域対象のSCとは異なり、地域貢献を念頭に置いた販促が必要です。そのためには、自SCのマーケット状況を正確に把握すること、地域特性を知ること、そして想定顧客分析に基づく効率的アプローチを模索してゆくことが重要です。更に、限られた予算の中で実施する販促施策では、明確な目標設定、結果の検証というPDCAサイクルを常に意識してゆくことが求められています。

今回のセミナーでは、①地域密着型SCならではの販促手法、来街意欲や購買動機を喚起するイベント展開企画の考え方、②地元コミュニティとのコミュニケーション方法、③イベントオペレーションの要点など、ロケーションの異なる3つの地域密着型SCの事例を御紹介します。以前にも増して、地域に根ざす販促プランを考える力、データを分析する力を求められているSCディベロッパー販促担当者にとって必聴のセミナーです。是非この機会に御聴講ください。

プログラム

（敬称略）

9月24日（水）　12:30より受付

第1単元 （13：00～14：15）

『地方都市におけるSC販促による集客の重要さ』

• 立地上の不利を克服すべく施設イメージの向上策
• テナントMDと販促活動の重要度を同等に考える
• 「NSC」と「RSC」の両方の機能を持つために
• 「無目的」の来場者を増やすという考え方

講師：パークプレイス大分(株)　副支配人　　後藤　大輔
営業販促　販促マネージャー　　濱田　紀美子

[講師紹介]

• 後藤 大輔
  2007年、株式会社エフ・ジェイ・リアルエステート（現：パークプレイス大分株式会社）に入社。営業マネージャー時に施設運営を担当後、リーシングチーフマネージャー時に二度の大型増床リニューアルのテナント誘致の責任者となり、その後営業販促チーフマネージャーを経て2013年6月より現職。
• 濱田 紀美子
  2002年、株式会社エフ・ジェイ・リアルエステート（現：パークプレイス大分株式会社）に入社。パークプレイス大分の開業時から販促活動にて施設イメージを構築すべく企画から実施までを担当。現在、広報活動、館内販促、イベントの統括責任者として2013年6月より現職。

第2単元 （14：30～15：45）

『今日のKUZUHA MALLに至るまで』

• くずはモール1期～2期にかけてのリニューアルの考え方
• MD戦略と顧客化の考え方
• 優良顧客へのアプローチ

講師：(株)京阪流通システムズ　くずは事業部長　　川島　英嗣

[講師紹介]

1995年京阪電気鉄道(株)入社。97年から流通事業の駅ビル運営に携わった後、その後経理、広報、経営政策などの経営企画部門を経験。03年に社内ベンチャー制度を利用した新規ビジネスの提案が認められ、 新規設立した事業運営会社に出向して、自らファッション店舗の運営に携わる。07年から(株)京阪流通システムズへ出向。SC運営、リーシング、PM受託物件の運営などを担当。14年7月から現職。

第3単元 （16：00～17：15）

『流山おおたかの森S・Cの販促事例』

• 流山おおたかの森S・Cの販促の仕組み・考え方
• 地域との連携・イベント具体事例
• その他、今後の販促活動の課題

講師：東神開発(株)　営業本部　流山事業部　営業グループ　グループ長　　小沼　俊一郎

[講師紹介]

1994年東神開発株式会社入社。柏高島屋ステーションモールの管理運営を担当。05年より流山おおたかの森S・C開発業務に従事。同SC開業時の営業担当を経て、11年営業本部営業統括グループへ異動、本年2月より現職。