販売統計

SC販売統計調査報告 2009年05月

5月既存SC前年比   : -5.6%
SC総売上高 (推計) 2 兆1,768億円(前年比 -4.8% 全SCベース)

売上高の概況

売上高
5月の既存SCの前年同月比売上高は、前年より土・日・祝日が2日多かったことや比較的晴れの日が多かったことなどのプラス要素もあったが、-5.6%と9ヶ月連続マイナスとなった。
政府の景気対策など、個人消費を刺激する要素はあったものの、雇用環境の悪化による所得減少などから生活防衛意識は一層強まっている。そのため、プライベートブランドなどの低価格帯商品の売上は良好であったが、高額品の売上は低調であった。
また、新型インフルエンザの影響により、関西地区SCを中心に客数が減少したこと、政府の景気対策の中でも、高速料金ETC割引については、鉄道利用客が減少し、中心地域SCの客数減少につながったことなどもあり、全体としては大きなマイナス幅となった。
立地別・構成別
キーテナントが-6.5%と低調であった。中でも中心地域が-8.8%と最もマイナス幅が大きく、百貨店、GMSをキーテナントとするSCが不振であった。
立地別・地域別
近畿地方が-7.6%と最もマイナス幅が大きかった。新型インフルエンザの影響から関西地区のSCを中心として大幅に客数が減少し、特に「駅ビル・地下街」を中心とした中心地域が-11.6%と不振であった。
都市規模別・地域別
政令指定都市別で見ると、上記同様、新型インフルエンザの影響により大阪市が-10.5%、神戸市が-8.0%とマイナス幅が大きかった。客数が減少したことに加えて、婦人・紳士衣料が不振であった。
また、札幌市が0.2%とプラスになっているのは、大規模SCのリニューアルが要因となっている。


*本調査は、2008年12月末現在の全SC2,877SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
*集計SC 573 SC 回収率57.3 %
*2009年5月21日の定期総会において、SC全数調査の結果を報告し、SC取扱い基準を見直した上で2008年末のSC総数を2,980と発表したが、5月のSC総売上高(推計)は、旧基準に基づき、2009年4月末現在の全SC2,893SCをベースに算出した。

SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比
立地別・構成別 売上高伸長率
立地別・地域別 売上高伸長率

の各表はこちら

  • 都市規模別・地域別 売上高伸長率
  • キーテナント業態別 売上高伸長率
  • 立地別・地域別 総売上高
  • 立地別SC・キーテナント・テナント効率
  • 既存SC移動平均(年間)

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