セミナー

~SCマネジャーのプロフェッショナルとして、
マインドセットを整え、先達者のスキルを学ぶ~
SCテナント営業管理セミナー(全3回)

期日
第1回 / 2014年2月06日(木)<※交流会あり>
第2回 / 2014年2月13日(木)
第3回 / 2014年2月20日(木)
会場
SC協会 会議室 (東京都中央区勝どき3-12-1フォアフロントタワー13階)
TEL:03-3536-8121
アクセス
都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅(A4出口)から徒歩5分
受講料
会員 63,000円(税込)<全3回>
※1回ごとの参加も可能です。
1回当たりの受講料
第1回・・・会員29,400円(税込)
第2~3回・・・会員26,250円(税込)

参加のおすすめ

昨今SC業界においても、不動産証券化手法が劇的に進化し、「所有と経営の分離」傾向が加速、所有と運営が一体化していた頃とは異なり、資産運用はアセットマネジャー(AM)、不動産価値向上はプロパティマネジャー(PM)という場合が多々あります。このような場合は特に、経営コスト軽減の意味から、施設規模に対してかなり少ない人数でSCの管理運営を行っています。またAM、PM体制ではない場合も、以前にも増して、SC現地管理事務所の質の高いチームワーク、そして何よりSCマネジャー個人の資質が問われる時代になっています。

SC事業は来街客がエンドユーザーでありテナントをパートナーとする共同事業であるということ、さらにはテナントの売り上げがディベロッパー収入であるという本質をSCディベロッパーとしては、再確認しなければならない段階になっています。SCマネジメントの基本は、「人」、すなわちテナント、ディベロッパーなどSCに関わる全スタッフです。彼らが自発的に行動を起こそうとする意欲を引きだし、その行動に持続性を与える環境をつくることが重要なのです。

そのためには何が必要なのでしょうか。

最も大切な要素の一つに「SCの理念の共有」があります。理念に基づいたSC独自の行動指針を常に掲げ、正確に、繰り返し伝え、理解を深めてもらう努力が必要となります。そのためには日々の業務の中で、テナントスタッフとのコミュニケーションを密にして、テナントスタッフから頼りにされるSC運営スタッフになることが肝要ではないでしょうか。

しかしながら、コミュニケーションを重ねるべきチャンスのモール内巡回業務は、与えられる限られた人員と時間枠の中で、ディベロッパー本部やアセットマネジャーへの資料作成等のデスクワークが増え続けている現状、厳しいものであることは事実です。そしてあらゆる製品のオムニチャンネル化した購買方法が実現している今、店頭において積極的に売るための努力をすることなしに商品が売れる時代ではありません。

自商圏内に立地するオーバーストアともいえるSC群に対抗するためには、顧客離反率を下げつつSCに対するストアロイヤリティの高い顧客を増やし、顧客と店頭で接するテナントスタッフの人材力をアップさせ、多様化している顧客の価値観やライフスタイルに合わせSCも進化し続けるしかありません。

このような急激に変化する、SCの経営環境下、ディベロッパー営業担当者に求められるものとは何でしょうか。

テナントスタッフとの信頼関係を築くことは一つの大きな課題ではないでしょうか。信頼関係とはお互いの立場、悩みを理解することであり、ディベロッパーは聴く力を高め、テナントスタッフが何を求めているのかを理解し、一つひとつ丁寧に対応して行かねばなりません。

今回のセミナーでは、サスティナブル(Sustainable:維持/継続できる)な存立を目指すSCのディベロッパースタッフに向けた、SCにおけるテナント営業管理についての基本的な考え方、テナントコミュニケーションの留意点、テナントスタッフのモチベーションを上げるためのポイント、聴き取り手法等意志疎通に役立つスキル、解決しなくてはいけない優先順位の高い問題を課題としています。それを解決する新しい時代のSC内テナント研修制度の構築への指針と事例、テナント経営の実態を把握する計数管理(ディベロッパーとして下す意思決定のためのスピード感ある精度の高いテナントデータ分析力)、そしてパネルディスカッションを通して実感する巡回業務でのポイントといった、「SCディベロッパーのマネジャーとして求められるマインドセットとは何か」を学んでいただく3回シリーズのSCテナント営業管理セミナーです。日々テナントスタッフと接する営業担当者必聴のセミナーです。皆様のご参加をお待ちしております。

セミナー構成アドバイザー兼ディスカッション・コーディネーター

(株)東急モールズデベロップメント
       事業本部事業統括室テナント企画部長  青木 太郎 氏

[プロフィール]

1995年東急電鉄(株)入社。その後、(株)東急マーチャンダイジングアンドマネージメント(現・東急モールズデベロップメント(TMD)出向し、たまプラーザ東急SC別館スパイスボックスの開発PJ、百貨店コンバージョンの先駆け、青葉台東急スクエア開発PJ、代官山、あざみ野等駅ナカ開発PJ等を経て、2005年東急電鉄(株)に復職。たまプラーザテラス開発PJで企画、リーシング、開業プロモーション、運営管理計画に携わり、2009年たまプラーザテラス開業と同時に(株)TMDに出向し総支配人として現場の運営に携わる。2013年9月事業本部事業統括室テナント企画部長兼同本部SC事業部PMリモート部長(同本部テナント企画室部長)就任。

プログラム

(敬称略)

<第1回> 2月6日(木) 12:20より受付

全体ガイダンス (12:55~13:00)

※SCマネジャーとして3日間で学んでほしいポイントを説明

第1単元 (13:00~14:15)

『SCにおけるテナント営業管理についての基本的な考え方』
  • 営業管理は何のために行うのか?
  • 営業管理の基本項目
  • 最大の効果をあげる営業管理とは?

講師:(株)東急モールズデベロップメント
       事業本部事業統括室テナント企画部長  青木 太郎 (SC経営士)

第2単元 (14:30~15:45)

『館内巡回業務のポイント ~現場を一番知っているSCマネージャーになる~』
  • 館内巡回業務の目的とその必要性
  • 館内巡回業務の方法(担当職務別、時間帯別など)
  • 館内巡回業務へのプラスα

講師:東神開発(株) 営業本部 玉川事業部 営業グループ(雑貨・サービス)
       営業担当課長  廣瀬 陽一 (SC経営士)

[講師紹介]

2002年大卒後、小売・電鉄系SC運営会社を経て07年東神開発(株)に入社。玉川髙島屋S・Cの運営管理を中心に、SC周辺路面物件の管理・開発、二子玉川東地区再開発事業でのドッグウッドプラザ開発事務局を経て12年より現在に至る。宅地建物取引主任者。

第3単元 (16:00~17:20)

『テナント運営の計数管理』
  • 分析の為の数値化
  • 利益重視のテナント計数の見方
  • テナントの収益構造を知る

講師:(株)ワイ・キャップコンサルティング 代表取締役  太田 巳津彦 (SC経営士)

[講師紹介]

1976年千葉大学卒業。同年(株)ヤクルト本社入社。82年日本SC協会入社。92年(株)商業ソフトクリエイションへ出向。93年同社へ転籍、営業部コンサルティング課課長。96年商業コンサルタントとして独立、ワイキャップ設立。97年(株)ワイキャップコンサルティング設立。07年特定非営利活動法人一店逸品運動協会設立。中小企業診断士、販売士1級。

第4単元 (17:40~19:00)

『参加者交流会』
※参加者同士の懇親を深めるために交流会を実施します。(軽食と飲み物をご用意しております)お名刺を多少多めにお持ちのうえ、御参加ください。

<第2回> 2月13日(木) 12:30より受付

第1単元 (13:00~14:15)

『テナントとの信頼関係の築き方 ~店長との信頼関係、本社との信頼関係~』
  • テナントスタッフと飲みに行くのは是か非か
  • 真の信頼関係は、褒めるだけでは築けない
  • メリハリと平等性をどう使い分けられるか
  • テナント毎の得意・不得意を理解することが全ての始まり

講師:(株)東京ドーム
業務部 テナント企画グループ 課長  田部井 一哉(たべい かずや)(SC経営士)

[講師紹介]

1998年(株)東京ドーム入社。小売事業「ショップイン」のスーパーバイザー・商品開発・店舗開発などを担当。2003年の「ラクーア」開業後は、営業・販促・リニューアルなどSCの管理・運営業務全般に従事。フードコート「ゴファン」(2011年夏・新規開発)、「ラクーア」(2013年春・リニューアル)におけるリーシングなどを担当。現在は東京ドームシティ全域のテナントリーシングや、販促・教育活動のサポート業務などに携わる。

第2単元 (14:30~15:45)

『ES/CS向上の為のSCテナント営業管理とは』
  • 「ESなくしてCSなし」は本当?
  • テナントスタッフが期待するディベロッパーの支援力とは
  • SCの理念の共有方法

講師:JR西日本SC開発(株) 営業部 サブリーダー  舟本 恵 (ふなもと けい)(SC経営士)
(兼 大阪駅ノースゲートビルディング イノベーションプロジェクトチーム/シニアマネージャー)

[講師紹介]

2000年西日本旅客鉄道(株)入社。2002年天王寺ターミナルビル(株)へ出向、天王寺ミオのリーシング等を担当。2007年山陰ステーション開発(株)へ出向、シャミネ松江のリニューアルを担当。2010年JR西日本創造本部へ着任、金沢百番街、さんすて岡山西館、シャミネ鳥取の新規開発・リニューアルを担当し、2013年より現職。

第3単元 (16:00~17:15)

『店長が期待するディベロッパー担当者とは?』
  • SCディベロッパーとテナント店長の「良好なコミュニケーションとは?」、「信頼関係とは?」
  • 店長が求めているもの、困っていることを理解していますか?
  • ディベロッパー営業担当としての心構えとは?

講師:小田急電鉄(株) SC事業部 小田急本厚木ミロード 所長  吉村 政彦

[講師紹介]

1991年小田急電鉄(株)入社、92年から新宿ミロード・本厚木ミロードのフロアマネジャー(営業担当)として従事後、本社のSC事業部で活性化担当として駅構内店舗を含む各物件のリーシング業務を遂行した。00年から相模大野ステーションスクエアの副所長、ビナウォークの所長として現場の統括を行った。06年から(株)小田急レストランシステムに出向し、事業企画部長として中長期戦略の立案や立地開発・業態開発等を担当し、2011年7月より本厚木ミロード所長として再びSC現場の統括に携わり、現在に至る。

<第3回> 2月20日(木) 12:30より受付

第1単元 (13:00~14:15)

『ディベロッパーのテナント営業管理担当者としての心得』
  • 「現場に始まり、現場に終わる」という考え方
  • テナント視点とディベロッパー視点との差異
  • コーチング手法、ファシリテーション手法の活用

講師:阪急阪神ビルマネジメント(株) PM事業本部 SC第三(西宮)営業部長
     兼 人事総務部 人材育成企画室長  田中 稔之(たなか としゆき)

[講師紹介]

1993年 阪急電鉄(株)入社後、1997年 当時の(株)阪急リエゾンサービス(現・阪急阪神ビルマネジメント(株))へ出向し、販売促進業務(SC宣伝・催事企画)、営業管理業務(阪急沿線SC)を担当。2006年より阪急西宮ガーデンズの開業準備を担い、2008年11月の開業後も現地常駐にて営業全般を担当。2013年4月より現職。
<※SC: 阪急西宮ガーデンズ(兵庫県西宮市)は第5回日本SC大賞「金賞」受賞。>

第2単元 (14:30~15:45)

『今年の教育は、“達成感”を共有できる環境づくり
~現ただ学ぶだけの研修はもう古い!あなたのSCは大丈夫?!~』
  • 今までの教育の問題点とは
  • これから目指す教育とは
  • 事例サンプル紹介

講師:トヨエダコンサルティング チーフインストラクター  豊枝 享子

[講師紹介]

大手アパレル入社、FAを経てブランド最年少店長に就任。年間売上5年連続達成した実績と経験を活かし、現在はトヨエダコンサルティングチーフインストラクターに。企業やSCを中心に様々な研修を実施。店長経験がある講師だから言える言葉に受講生も納得。

第3単元 (16:00~17:20)

『今、SCマネージャに求められるテナントコミュニケーションとは?』
<ディスカッション>

○コーディネーター

 (株)東急モールズデベロップメント
       事業本部事業統括室テナント企画部長  青木 太郎 (SC経営士)

○パネリスト(企業50音順):

 (株)アトレ マーケティング開発部グループリーダー  寺尾 淳

 [パネリスト紹介]

 2006年 宝飾店に入社、販売スタッフとしてキャリアをスタート。その後、店長としてショップマネジメントを経験し、2009年(株)アトレへ転職。アトレ新浦安店にてカテゴリーマネージャーとして、食料品、衣料品、雑貨、サービスなど物販を中心にショップサポート業務に携わる。その他、新浦安店の開発・契約業務、ショップ向け研修企画実施に従事。現職。

 (株)メトロプロパティーズ 後楽園オフィス チーフ  鈴木 健太

 [パネリスト紹介]

 紅茶会社の営業を経て、2007年(株)メトロプロパティーズへ転職。駅構内店舗のエキチカ担当として3年間、エチカ表参道、エチカフィット上野含む営業管理を行う。2010年よりベルビー赤坂の営業管理、リーシング業務、閉館作業を担当する。翌2012年4月より駅構内店舗に戻り、新宿駅、高田馬場駅のメトロピア営業、契約担当。2013年よりメトロ・エム後楽園にて、営業管理、契約管理、販促管理をおこなう。

 森ビル(株) 営業本部商業施設事業部ヴィーナスフォート運営室
     リーシングオペレーションチーム  百武 明子(ひゃくたけ あきこ)

 [パネリスト紹介]

 2001年11月入社。六本木ヒルズ推進本部店舗営業・企画営業・企画室/六本木ヒルズ開業準備リーシングアシスタント。2003年8月六本木ヒルズ運営本部商業本部商業MD室。2004年4月六本木ヒルズ開業六本木ヒルズ運営本部商業統括室運営・MDグループオペレーション担当/テナントオペレーション担当。2004年7月神宮前四丁目プロジェクト推進T開設準備担当営業・営業企画商業担当/表参道ヒルズ開業準備室リーシング担当。2005年9月表参道ヒルズ開業準備室リーシング・オペレーション。2006年2月表参道ヒルズ開業表参道ヒルズ運営室リーシング・オペレーショングループ/テナントリーシング・オペレーション担当。2011年2月ヴィーナスフォート運営室リーシングオペレーションチーム/テナントリーシング・オペレーション担当。2014年1月現在に至る。

《テーマ》
  • 店舗巡回業務でのポイント
  • 店長とのコミュニケーションUPの方法
  • テナント面談、本部面談でのポイント 等

※やむを得ない事由により、講師・時間割・講演内容等を変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

開催要領

1.開催期日

2014年2月6日(木)/ 13日(木)/ 20日(木)

2.会場

SC協会 会議室 (東京都中央区勝どき3-12-1フォアフロントタワー13階)
TEL. 03-3536-8121

3.受講料

会員
 63,000円(税込)(全3回)
会員外
 89,880円(税込)(全3回)

<レジュメ・資料代を含みます。>

※1回ごとの参加も可能です。 1回当たりの受講料

第1回 会員29,400円(税込)/会員外39,900円(税込)

第2~3回 会員26,250円(税込)/会員外36,750円(税込)

※開催間際のキャンセルは下記の割合で料金を頂きますので、あらかじめご了承ください。

各開催日の2日前 正規受講料の30%

各開催日の前日  正規受講料の50%

4.申込方法

このページの一番下にある「セミナー申込み」をクリックし、申込みフォームの所定欄に必要事項をご記入の上ご送信ください。

5.申込締切日

各回実施2日前まで承ります。

6.受講料納入方法

下記指定銀行宛、各回実施までに振込手数料を貴社ご負担の上、お振り込みください。
(ただし会員企業の方は貴社の経理サイクルに合わせていただいて結構です。)

普通預金口座
みずほ銀行 虎ノ門支店 No.2140207
三井住友銀行 東京中央支店 No.1076052
三菱東京UFJ銀行 築地支店 No.0892892

7.お問い合せとお申込み先

(一社)日本ショッピングセンター協会
〒104-0054 東京都中央区勝どき3-12-1 フォアフロントタワー13階
TEL.03-3536-8121
FAX.03-3536-8120
担当:教育研修部/浜

8.その他

  • 申込書到着後、請求書と受講証をお送りいたします。申込書送付後、しばらくしても受講証が届かない場合は、ご連絡下さい。
    また、万が一お振り込み後に請求書が届いた場合はご容赦ください。
  • 銀行が発行する振込受取証をもって当協会の領収書にかえさせていただきますので、ご了承下さい。
  • 当協会に会員登録をされていない企業は、登録企業の系列会社であっても会員扱いとはなりませんので、ご了承ください。
  • テナント企業の方のご参加も可能です。

<個人情報の利用目的について>
当協会は、今回取得します皆様の個人情報を主に「セミナー」を実施するために利用します。その円滑な実施のために名簿を作成して、参加者や講師に配布します。
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