セミナー

参加のおすすめ

一昨年の「改正都市計画法」の施行により、新たな面積規制時代に入り、商業地域、近隣商業地域、準工業地域以外の地域では、延床面積1万m²超のSC等大型集客施設は原則として造れなくなっております。また、大型SCへの見直しの声も聞かれるようになってきております。

本セミナーでは、こうした時代背景を踏まえ、小商圏対応型のNSC（ネイバーフッド型SC、近隣型SC）にスポットを当て、コンパクトではあるが、魅力のあるNSCづくりについて、その考え方や成功条件を検討してまいります。

是非とも、この機会に本セミナーを受講され、小商圏対応型のNSCづくりの重要ポイントを掴んで頂けましたら幸いです。

プログラム

（敬称略）

6月19日（金）　12:20より受付

第1単元 （12:50～14:10）

『NSC（ネイバーフッド型SC）の現状と課題』　～注目される小商圏SC開発～

• 競合激化する昨今のNSCの現状
• NSCの核であるSMやHC、大型専門店等の現状
• これからのNSCのテナントミックス
• NSCの今後の課題

講師：(株)ダイナミックマーケティング社　代表取締役　　六車　秀之　（SC経営士）

[講師紹介]

SC及び流通業のマーケットリサーチ・企画・コンサルティング歴35年。デベロッパーサイドからのSC開発・リニューアル業務が中心。早くから長期繁栄のための運営の視点からSCのあり方を訴え続け、また流通飽和期のなかで生き残るための勝ちパターンの原理・原則を着々と確立している。

第2単元 （14:20～15:40）

『ロック開発におけるNSC（ネイバーフッド型SC）への取り組み』
　～ロックタウンの開発・運営の考え方と今後の方向～

• ロックタウンの特長、テナントミックス
• ロックタウンの開発および運営の留意点
• 今後の課題、サバイバルの考え方
• まちづくり三法対応のSC開発の考え方

講師：ロック開発(株)　営業担当取締役　　岡田　正幸

[企業紹介]

ロック開発(株)は、1992年、大和ハウス工業とイオンの共同出資のコラボレーション企業として誕生。大和ハウスの土地開発ノウハウとイオンの小売業ノウハウを融合させ、全国で多くのショッピングセンターを開発・運営。ロック開発は新しい土地活用の提案を通じて、人々が快適に暮らせる地域づくりを提案・創造している。

第3単元 （15:50～17:20）

『米国におけるNSCづくり、ライフスタイルセンター開発手法』
　～魅力あるNSC（ネイバーフッド型SC）づくりをどう実現するか～

• 米国におけるNSCの現状と開発手法
• 米国におけるライフスタイルセンターの現状と開発の考え方
• 日本におけるNSCづくり、ライフスタイルセンターへの提言

講師：日米経済環境問題研究所　所長　　富沢　次郎

[講師紹介]

1991年日米経済環境問題研究所を設立。経済、経営、商業流通の理論・思想家として、自治体や流通業界に対してのシンクタンク並びにストらテジストとして活躍。年間10回以上の頻度で日米間を往復し、アメリカと日本の経済、流通事情に精通している。