セミナー

参加のおすすめ

SCを活性化させる方法としてリニューアルや店舗の入れ替え、業態の転換などありますが、既存テナントを支援し活性化していくことも最も重要な方法の1つではないでしょうか。それにはデベロッパーの強力なリーダーシップとサポート力が求められます。

本セミナーは、自SCのテナントを客観的な視点で診断する技術を身に付け、自らが行うテナントサポートに役立てていただくことを目的といたします。診断した結果を分析し、それを基に店長、従業員、時には本部へアドバイスすることによって店舗は活性化することと思います。1・2単元においてはチェックシートを用いて、項目ごとに詳しく解説し、明日からでもすぐに役立つものといたします。また第3単元ではSCの事例から診断の具体的実施方法はもちろん、診断結果の活用法などをお話いただく予定です。

是非、この機会に参加され、店舗活性化の一助にしていただけましたら幸いです。テナント企業の方にも参考になる内容です。是非ご参加ください。

プログラム

（敬称略）

10月3日（金）　12:30より受付

第1単元 （13:00～14:20）

『SCテナント店舗スタッフの“CS・接客応対”診断手法』

• SC専門店に求められるCS・接客応対とは
• “CS・接客応対”診断の目的と進め方
• 診断事例研究･･･診断項目、評価の仕方、実施方法、報告書
• フィードバック、改善方法⇒SC営業担当者のスタンスを明確に

講師：(株)トリビュート　事業推進部シニアマネージャー　　宮川　麻紀

[講師略歴]

バンタンデザイン研究所キャリアスクール卒業後、バンタンキャリアスクールにて講師アシスタントとして勤務。その後、アパレルに転職。商品企画室にてデザイナーの傍ら販売スタッフの社内教育インストラクターを務める。2000年(株)トリビュート入社、現在に至る。自身も年間数百件に及ぶ店舗診断を行いながら、店舗診断調査員の育成、指導にも携わる。的確な分析、実践的なアドバイスには定評がある。調査結果をフィードバックする研修、店長面談の経験も豊富。デザイナーとしてのキャリアを活かした研修も大好評。

第2単元 （14:30～15:50）

『SCテナント店舗店づくりの“VMD・ディスプレイ”診断手法』

• VMD・ディスプレイの基本⇒入りやすく、見やすく、買いやすい店づくりとは
• VMD・ディスプレイ診断の目的と進め方
• 診断事例研究･･･診断項目、評価の仕方、実施方法、報告書
• フィードバック、改善方法⇒SC営業担当者のスタンスを明確に

講師：(有)パピエ・コレ　代表取締役　　森本　真由美

[講師略歴]

女子美術短期大学造形科卒業後、(株)マミーナ入社。(株)小島ファッションマーケティング、JMSインターナショナル(株)を経て、91年(有)パピエ・コレ設立、現在に至る。上智大学カウンセリング研究所養成科にて心理学・産業カウンセリング、明治学院大学大学院で行動社会学、法政大学大学院で組織開発・人材育成を学ぶ。業務内容はショップコンサルティング、マーケット調査、商品開発・ディレクションなどの他、VMD、カラーコーディネート、ラッピング、販売員研修、チーム活性化研修を行っている。(社)日本専門店協会主催ディスプレイコンテスト審査委員を務める。著書に『よくわかる色とディスプイレイ』（共著・商業界）。

第3単元 （16:00～17:00）

『ノクティプラザにおけるテナント診断手法』（事例）

• 自SCにおけるテナントサポート・教育の考え方
• 様々な取組みの中での診断の目的と位置づけ
• 具体的実施方法
• テナントへのフィードバック方法⇒テナント自ら改善に取組んでもらうために

講師：みぞのくち新都市(株)　営業部営業担当係長　　沖田　正則

[SC概要]　 ノクティプラザ

所在地：神奈川県川崎市高津区溝口1-3-1／オープン日：1997年9月12日／延床面積：103,200m²／店舗面積：40,424m²／テナント数：64店（物販36、飲食24、サービス4）／キーテナント：丸井ファミリー／URL：http://www.nocty.jp/

※同SCはテナントサポート・教育に力を入れており、その一環として店舗診断は毎年定期的に実施している｡その結果をテナント店長・本部へフィードバックし､テナント活性化につなげている。