セミナー

参加のおすすめ

「改正都市計画法」の施行により（2007年11月30日）、新たな面積規制時代に入っております。商業地域、近隣商業地域、準工業地域（三大都市圏以外では規制も可)以外の地域では、延床面積1万m²超のSCを始めとした大型集客施設は造れなくなります。一方、上記の三地域ではこれまで通り大店立地法が適用されるということです。

本セミナーでは、こうした時代背景を踏まえ、小商圏対応型のNSC（ネイバーフッド型SC、近隣型SC）にスポットを当て、コンパクトではあるが、魅力のあるNSCづくりについて、その考え方や成功条件をライフサタイルセンター手法を含め検討してまいります。

ぜひとも、この機会に本セミナーを受講され、小商圏対応型のNSCづくりの重要ポイントを掴んで頂けましたら幸いです。

プログラム

（敬称略）

6月19日（木）　12:30より受付

第1単元 （13:00～14:10）

『NSC（ネイバーフッド型SC）の現状と課題』　～注目される小商圏SC開発～

• 競合激化する昨今のNSCの現状
• 改正都市計画法の施行によるSC業界への影響
• 最近オープンしたNSCの注目点、特長
• NSCの今後の課題

講師：(株)オフィスU　代表取締役社長　　内呂　民世　（元「販売革新」編集長）

[講師紹介]

(株)商業界で編集長、出版部長を勤めた後、現在(株)オフィスＵ代表取締役社長、立教大学兼任講師。研究テーマは、「流通システム構造の分析」、「創業者の成長モチベーション」、「チェーンストア経営システム」、「20世紀小売業盛衰史」など。著書、論文に「小売業態が顧客に提供してきたもの、これから提供していくもの」（2007イズミヤ総研）、「米国小売業ロードサイド変遷史」（1991商業界）、『ニューサーティ市場戦略』（著書1983ぎょうせい） など多数。

第2単元 （14:20～15:40）

『わが社におけるNSC（ネイバーフッド型SC）への取り組み』
　～大和ハウスグループのＮＳＣ開発の考え方と今後の方向～

• NSC開発に力を入れる理由
• NSCの開発および運営の留意点
• ライフスタイルセンターの考え方と取り組み
• 延床1万m²以下のSC開発の考え方、実現可能なSCフォーマット
• 面積規制を受けない商業地域、近隣商業地域、準工業地域での対応

講師：大和ハウス工業(株)　営業本部流通店舗事業推進部
　　　　　　　　　　大型商業施設運営推進グループ部長　　佐々木　健雄

[企業紹介]

大和ハウス工業(株)の創業は昭和30年4月、資本金は約1,101億円、社員数は13,288名 (平成19年4月1日現在）。土地有効活用の観点から、豊富なノウハウと綿密な調査をもとに、SCを始め建物の設計・施工までトータルにプロデュースをしている。実績は3万件以上に上る。また、新しい街づくりや地域の活性化にも役立つ遊休地活用において、社会的にも大きな貢献を果たしている。

第3単元 （15:50～17:10）

『新たなNSCづくりに求められるライフスタイルセンター手法』
　～魅力あるNSC（ネイバーフッド型SC）づくりをどう実現するか～

• ライフスタイルセンターとは
• ライフスタイルセンターを志向したNSCづくりの考え方
  （テナントミックス、レイアウト、デザイン、環境づくり、立地戦略、等）
• 延床1万m²以下のSC開発の考え方、実現可能なSCフォーマット

講師：(株)ダイナミックマーケティング社　代表取締役　　六車　秀之　（SC経営士）

[講師紹介]

SCの勝ちパターンのノウハウを基に、理論と実践の両面からSC開発・リニューアルを行っている。新くずはモールや新つかしんにおいては、マーケティング調査、SC基本戦略、マーチャンダイジング戦略を担当。現在オペラパークのSC開発においては、アメリカ型のSCではなく、ヨーロッパ型のモール及びプレイス志向のSCづくりを手掛けている。