販売統計

概況

■売上高
2006年の既存SC年間売上高は0.3%と2年連続プラス成長となった｡大雪(1月)や暖冬の影響から売上を落とした月があったものの､前年の7ヶ月連続を上回る8ヶ月連続前年比売上高プラスを記録するなど､全般的には順調な伸長を示した｡3月には､本統計(月間)開始以来､最高伸長率の3.2%を記録し､夏期には順調な天候推移から季節商品の動きが活発化した｡

■SC構成別(表-1)
テナントの売上は0.9%と前年に引続き好調を維持｡一方､キーテナントは-0.7%で依然､マイナスが続いているものの､年間では5ヶ月プラスの月があり､2005年の2ヶ月と比較すると復調傾向にある｡

■立地別(表-2)
中心地域､周辺地域でプラスを記録｡周辺地域は前年から0.5ポイントの改善をみせた｡郊外地域もマイナスであるものの､前年からは0.5ポイント改善している｡

■地域別(表-3)
北海道が前年から1.6ポイント落とし､マイナスとなったが､中部､北陸､中国がプラスに改善している｡中国にいたっては､2.2ポイントの改善をみせた｡

■都市規模別･地域別(表-4)
政令指定都市でみると､北九州市以外は全都市でプラスを記録した｡


表1-表7までのデータは　こちら（MSエクセル形式/47KB）

※ 本調査は､2005年12月末現在の全SC2,704 SC の中から 立地別･SC規模別に 1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた｡
※ 集計523SCは2006年1月~12月の全月の売上高が揃っているSCを対象とした｡
※ SC総売上高(推計)は､ 1-2006年12月末現在の全SC2,759SC(2006年12月末SC数から閉鎖24SCを差し引いた)をベースに算出した｡ 2-2006年オープンSCの売上高は営業日数を計算して算出した｡

※ 2006年SC年間販売統計調査報告【確定版】は｢SC白書2007｣にて掲載予定｡