販売統計

SC販売統計調査報告 2008年05月

5月既存SC前年比   :-2.3%
SC総売上高 (推計) 2兆2,876億円 (前年比 2.6 % 全SCベース)

売上高の概況

売上高
5月の既存SCの前年同月比売上高は-2.3%と2ヶ月連続マイナスとなった。ゴールデンウィーク中は、天候が良く盛夏物を中心として順調な売上推移を示したものの、その後は雨の日が多く、さらに強い寒気が南下するなど天候不順が続いた。また、引続きガソリンなどの価格高騰により、消費者の購買意欲が低下している中、食品に関しては単価が上昇し前年売上を上回る傾向も一部で見られた。
母の日関連イベントに関しては売上増効果が期待されたが、全体を押し上げるまでの効果には至らなかった。
全般的には先行き不透明感が強く、消費者の節約志向が高まってきている。
業種別では婦人衣料を不振とするSCが多かった。
立地別
郊外地域が-3.9%と前月より2.3ポイント下落した。ガソリンの価格高騰により、郊外地域のSCへの客足が減少したことが不振要因のひとつと言える。
地域別
すべての地域でマイナスを記録したものの、北海道地方は-0.5%で前月の-5.0%から4.5ポイント改善した。大都市のSCが比較的好調であった。
都市規模別・地域別
政令指定都市で見ると、札幌市(0.1%)、東京区部(0.3%)、広島市(0.8%)、福岡市(0.6%)の4都市でプラスを記録した。広島市はキーテナントが6.3%と好調で、中でも低価格帯の商品を打ち出している大型店が比較的好調であった。
SC構成別
キーテナント、テナントともにマイナスであった。テナントはゴールデンウィーク後の天候不順が響き、衣料をはじめとした盛夏物の売れ行きが伸び悩んだ。


*本調査は、2007年12月末現在の全SC2,804SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
*集計SC 581 SC 回収率58.1 %
*5月のSC総売上高(推計)は、2008年4月末現在の全SC2,830SCをベースに算出した。

SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比
立地別・構成別 売上高伸長率
立地別・地域別 売上高伸長率

の各表はこちら

  • 都市規模別・地域別 売上高伸長率
  • キーテナント業態別 売上高伸長率
  • 立地別・地域別 総売上高
  • 立地別SC・キーテナント・テナント効率
  • 既存SC移動平均(年間)

の各表は会員ページでご覧になれます。


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