販売統計

SC販売統計調査報告 2009年10月

10月既存SC前年比   : -7.6%
SC総売上高 (推計) 2 兆1,159億円(前年比 -6.4% 全SCベース)

売上高の概況

概況
10月の既存SCの前年同月比売上高は、-7.6%と14ヶ月連続でマイナスとなった。
景気悪化による雇用不安やデフレ懸念の影響から節約・低価格志向に拍車がかかり、買上件数の減少や高額商品の買い控え、さらに月前半は台風による天候不順、新型インフルエンザの流行も重なり、売上が伸び悩んだ。キーテナントの不振、サービス・娯楽関連の低迷、さらに今月はテナント退店や空き区画による売上減の報告が目立つなど好材料がなく、結果として前月に比べて2.9ポイント後退した。
ただし一部のSCでは、カジュアル衣料店の2桁増収による相乗効果で、テナント総売上が前年同月比2~3割増との報告も見られた。
立地別・地域別でみると、中心地域が-9.2%で、周辺地域(-6.7%)、郊外地域(-6.6%)に比べて大幅減となった。特に中部地方、北陸地方が-12.1%と落ち込みが激しい。要因として空き区画の増加が挙げられる。
政令指定都市別で見ると、名古屋市が-13.2%、ついで千葉市が-12.8%と2桁減となった。政令指定都市以外の地域では、東北が-10.1%、特にキーテナントが-19.1%と後退した。


*本調査は、2008年12月末現在の全SC2,877SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
*集計SC 524 SC 回収率52.4 %
*2009年5月21日の定期総会において、SC全数調査の結果を報告し、SC取扱い基準を見直した上で2008年末のSC総数を2,980と発表したが、10月のSC総売上高(推計)は、旧基準に基づき、2009年9月末現在の全SC2,909SC をベースに算出した。

SC・百貨店・チェーンストア 売上高前年対比
立地別・構成別 売上高伸長率
立地別・地域別 売上高伸長率

の各表はこちら

  • 都市規模別・地域別 売上高伸長率
  • キーテナント業態別 売上高伸長率
  • 立地別・地域別 総売上高
  • 立地別SC・キーテナント・テナント効率
  • 既存SC移動平均(年間)

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